恒例のASF(All Sophian’s Festiva)は、5月26日(日)に開催されました。経鷲会は、7月3日に20年ぶりに新札が発行される年ですので、「お金」の知識を親子で学んでいただくテーマで参加しました。
内容は多岐にわたり、⓵お金や価格の今昔・未来がわかる情報、②お金にまつわる書籍を集めた「ミニライブラリー」、③海外20か国以上の紙幣やコインの展示、④千両箱、千両小判の展示、⑤日本銀行発行のパンフレット「にちぎんキッズ」の展示、⑥地域通貨「クリン」(北海道栗山町)の情報、⑦初期のキャッシュレジスター3台の展示(日本NCRコマース(株)の提供)、⑧上智大学通貨「ソフィアンズ」の制作(子ども対象)、⑨『カネオくんと学ぶ 現代社会とお金のヒミツ』(翔泳社)の販売、➉「お金クイズ」、と、情報や体験満載で、会場の1号館302教室は、展示・体験に訪れていただいた子どもさんや付き添いの大人、卒業生、外部の参加者で、一日中、人出いっぱいの賑やかなイベントとなりました。
3歳の子どもから80台のシニアまで、世代ごとの楽しみ方で、250名以上の来場者に楽しんでいただきました。
子どもたちに人気は、⑧地域通貨「ソフィアンズ」の制作で、一人何枚もデザインしたり色を塗ったり、目を輝かせながらユニークな通貨を何時間も作成していました。付き添いの親御さんは、誰も「急いで」「そろそろ時間だよ」といった言葉を発することなく、子どもが作成する通貨が完成するまでじっと見ながら待っていらっしゃいました。自分の作品を持ち帰る子どもだけでなく、記念に置いていく子どももいて、楽しい「ソフィアンズ」通貨を経鷲会役員たちも楽しみました。
また、NHKの人気キャラクター「カネオくん」も等身大(120cm)の看板で応援に駆けつけてくれました。一緒に記念写真を撮りたい人がひきも切らず、カネオくんも一日中、大忙しでした。
大人は、お金にまつわる情報や新札のモデルの渋沢栄一氏、津田梅子女史、北里柴三郎博士に関する知識、旧式のキャッシュレジスターの展示などを熱心に見ながら、昔話に花を咲かせていらっしゃいました。
今年のイベントは、外部の企業・団体・自治体(6つの組織)のご協力・ご講演をいただき、経鷲会だけの力ではできないようなバラエティ豊かな内容となりました。感謝します。(経鷲会・福田)