8月26日、富士五湖一帯に夏の終わりを告げる風物詩でもある吉田の火祭り(鎮火祭
)を見てきました。富士山駅前の金鳥居(かねどりい)から富士浅間神社に続くゆるい
坂道に、大小の松明が並びます。500年以上前から続いているというこの祭は、かつ
てこの町が富士山信仰の神職と先達役の御師(おし)を中心に宿坊等で登山者のお世話
をすることで成り立っていたという伝統を感じさせます。夕闇が迫る中、提灯を掲げた
若者と松明の寄進者が灯す火は瞬く間に大きな炎となりました。
山開きから2か月、富士山の山仕舞いにつながるダイナミックで荘厳なお祭りでした。
1978 経・営 三輪一夫
今年も、会員の皆様には、ご支援・ご協力いただきありがとうございました。
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