国際情勢はあまり細かく事象を追うと分からなくなります。ところが新聞やテレビは毎日報道せざるを得ませんからどんどん細かくなります。巨大なゴブラン織りのタペストリーを想像してみてください。10センチ四方を虫メガネで一生懸命見ても何の絵かなかなかつかめないでしょう。少し離れ大きくつかむことが大事です。そのためにはどういう見方が必要か。ウクライナの戦争、米国内政、中東情勢、極東情勢などのつかみ方をご一緒に考えましょう。
日時
5月28日(日)11:00―12:00 形式:オンライン配信予定
講演者プロフィール
藤崎一郎(ふじさき いちろう)
元駐米大使、元上智大学特別招聘教授、日米協会会長、前中曽根平和研究所理事長
1947年神奈川県生。1969年外務省入省。1999年北米局長、2002年外務審議官、2005年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部大使、2008年駐米大使、2012年退官。2017年まで上智大学特別招聘教授・国際関係研究所代表。慶應義塾大学、ブラウン大学、スタンフォード大学院にて学ぶ。
「今年のASF学術講演会は藤崎一郎元駐米大使を迎えます。日本のマスコミでは分からない新たな俯瞰した視点から外交・国際政治の本質に迫ります。藤崎大使も気合が入っています。ご期待ください。」