この完成式典・渡り初め式の後、12月4日には、学長の曄道先生にプノンペンに行ってもらいまして、プノンペン大学の学生さんに完成式と渡り初め式の報告会を行いました。たくさんの質問が出て大変関心が持たれたようです。
フンセン首相、今は息子のマネット・フン・セン新首相になり、12月には来日しましたので、表敬訪問に行ってきました。カンボジアはASEANのなかで中核の国としてがんばっていくということです。
これは西参道の修復にあたった新しいカンボジア人の保存官の人たちです。
「上智アプサラ」というユニフォームを作って働いてもらったのですが、彼ら全員がユニフォームを着用して式典に臨みました。
上智大学がアジアのノーベル賞といわれる R. マグサイサイ賞を受賞
2017年、ラモン・マグサイサイ賞をいただきました。
「遺跡の保存修復はカンボジア人の手でなすべき」と保存官や石工の育成に取り組んできたこと。それによってカンボジアの人々が自国文化への誇りを取り戻し、遺跡保存の重要性が世界へ発信されたことが受賞の理由でした。