石澤良昭先生より 連載記事のお知らせ

2025年6月23日から15回にわたり朝日新聞「語る 人生の贈りもの」を掲載中です。
是非ご覧ください。
こちらから(ただし有料記事です)。

朝日新聞
(語る 人生の贈りもの)石澤良昭:1 精霊がいる場所、カンボジアの誇り:朝日新聞  ■アンコールワット研究者・石澤良昭 カンボジア人にとってアンコールワットは民族の誇りなのです。もともとヒンドゥー教ビシュヌ派の寺院として建てられましたが、それ...

早速、パリ在住のジュフロワ(旧姓小島)總子さん(1967年卒)から感想が届きました。

石澤先生のお話は、いつだったか、日本経済新聞の連載も拝読、またそのほかにもご講演を直に拝聴したり、いろいろな機会に報告を読ませていただいたりしてきました。そのたびに、ヴァージョンが少し違っていて、それだけにとても面白いです。
今回のはまた特別に人生を振り返ってのカンボジアとの関わり方、先生の人生の恐ろしく知的な、そしてヒューマニスムと滋味に溢れる精神が臨場感たっぷりに読み取れて良いですね。

それにしてもこうした偉業は、一日にしてならず、まだ本当にお若かった時から、夢を膨らませながらコツコツと勉強されて基礎を築かれた先生に頭が上がりません。
どの問題に取り掛かるにもイチから学んでの挑戦力! 
他国のことを自国のこととして情熱を傾けられる先生のお姿は、ちょうどアフガニスタンの中村哲さんを思わせますね。
日本人というのでなく世界人、私たちはみんな地球の市民、これがソフィアの精神、それを目に見える形で成果を生む事業を成就される、本当に私たちの鑑ですね。

追記:連載終了にあたり、再び感想を寄せていただきました。

最後まで通読させていただき、あらためて驚きと感動の物語、英雄の(けれども英雄ぶらない)事績を追う美しい一大叙事詩ですね。
私なんぞも一応、64年のオリンピック通訳の端っこに名前を連ねて、ならいたてのフランス語で四苦八苦してましたが、石澤先生はフランス語を超えてアラビア語をすでにものにされて、イラク選手の通訳とは!、イラクとイスラエル両国が喧嘩しないように間に入って両者の距離を保つお役目までになう、真剣なお役目でしょうがなんとなく面白いですね。先生に、イスラエルとガザの間に仁王立ちしていただいて両民族が喧嘩しないようになんとかしていただきたいです!
最初に井戸を掘ってくれた人を忘れない!カンボジアの人々が、先生の偉業を正しく評価されて心から敬意と愛情を込めてマグサイサイ賞をもって讃える。
自らの存在を全力で投げ込まれたユニークで充実した悔いなき美しい人生!

なお、2023年12月の石澤先生の講演会の全文を、こちらのブログでお読みいただけます。
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