Paris2024:魔法のような時間 Parenthèse Enchantée を振り返る

ボランティアの楽しさ

藤本:パリオリンピック期間中に、2030 年の冬のオリンピックのアルプス開催が決まりましたよね。もう一回ボランティアやってみようと思いますか?

Blanchard:パリじゃないからテレビ観戦ですね。パリは、自分が住んでる場所で開催されるのは、そうあることではないと思って応募したんです。実は今回のボランティア決まった時に、特に喜びもなかったんです。そんなに人気あるとは思ってなくて、応募すれば誰でもなれるんだろうという本当に軽い気持ちでですので、実はなれなかった人もたくさんいたと聞いて、ラッキーだったと思いました。

藤本:私の知り合いは、みんな選ばれていましたよ。ボランティアもダイバーシティを重要視していたから、そういう点で日本人選ばれやすかったかもしれませんね。

Blanchard:あとは、選んだエリアにもよるのかもしれませんね。

藤本:私はとにかく楽しかったので、 「機会があったらやってみて」っていろんな人に言って、すっかり宣伝大使になってます。

Blanchard:私も子供達とかにも、次機会があったらやったら楽しいよと言ってます。

藤本:じゃあお子さんは 2030 年ですかね。そういえば、日本からわざわざいらしていた方もいましたよね。ロサンゼルスにも行きたいって言う人もいました。一生に一度は経験してみてもいいイベントですよね。この会報を読んで触発された方は、2030 年の冬を目指していただくといいかもしれませんね。


(左)チュイルリー公園に展示中の聖火台  (右)日没後に浮かび上がるのは幻想的。遠くからも見えます。

上智大学フランス語学科同窓会 会報46号(2025年8月25日発行)掲載 ルーツをたどる に加筆。

※掲載内容は発行当時の情報です。
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