ボランティアの仕事内容
Blanchard:私は住まいがヴェルサイユの方なので、応募時点でパリの仕事は外しました。住んでる町に自転車競技場があるので、そことヴェルサイユを希望しました。結果、自転車のロードレースとマラソンの担当でした。これ実は非常につまらないポジションなんですね(笑)。なぜかというと、生きた監視カメラではないですが、コース沿いに 2~300m毎にボランティアが配置され、万一何かが起こったら連絡するという役割なんです。自転車のロードレースは、自宅近くではありましたが、森の中で交通も止めてあるから誰も通らない。チームのグループチャットで会話はできますが、基本的に孤独です。選手が通る時は見られますが一瞬で終わり。でも許可出るまでは待機するようにという指示です。競技の何時間も前から立って、選手が全員通り過ぎても 、2 時間位は鳥の鳴き声を聞きながらで静かに森林浴みたいな感じです 。良い環境ではあるんですが、立ちっぱなしですよ。

(中)こちらの方は畑の中。 (右)パリ市内だとこういうラッキーな場所の人も。