Paris2024:魔法のような時間 Parenthèse Enchantée を振り返る

藤本:私はアクアセンター内のメディアセンターでの仕事でした。アクアセンターはパリ五輪のために唯一ゼロから作った競技施設なので、工事が間に合うかハラハラしてましたが、間に合ってよかったです(笑)。

(左)関係者エリアから見たアクアセンター。手前が仮設のスタッフエリア、
アクアセンター後方には、Stade de France が見えます。
(右)観客動線から見たアクアセンター。手前のモニュメントは、オリンピッ
クに合わせて完成された Bernar Venet の Convergence : 54.5˚Arc x 14

メディアセンターは仮設でしたが、空調は完備されていました。ここはいわゆる新聞や雑誌等許可を得たメディアの方々の待機場所です。カメラマンやライターの方々が、機材のチェックをしたり記事を書いたりする場所で、ボランティアの仕事はお世話係。受付で質問に答えたり、カメラ等機材用のロッカーの鍵を貸し出したり。

もう一つの業務が、競技会場内のメディア占有エリアに関係ない人が座っていないかをチェックして追い出すこと。半分警察官、半分お世話係でした。

(左)アクアセンター内。奥が飛込台、手前が水球とアーティスティックスイミング用
(右)メディアエリア前方にある各国の実況放送エリアで、解説者がコメントする様子
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