(1)サハラ砂漠から上智大学へ
ポール・リーチ先生は、1912年フランスのアルザス地方の北東部バ・ラン県エショー村のお生まれ。当時アルザスはドイツ領でした。誕生日は7月14日フランス革命記念日と同じです。ご家族は敬虔なカトリック一家であり、妹さんもシスターです。先生は第2次世界大戦中にサハラ砂漠のロンメル軍と戦った自由フランス軍のドイツ語通訳官としての従軍司祭でした。ド・ゴール将軍の信奉者です。1948年にイエズス会の神父として来日し、上智大学にフランス語学科を創設しました。
私が入学した第3期(1958年)のフランス語学科入学者は40数名。1号館106教室で、まず発音練習から特訓でした。リーチ先生の唾がかかるほど近くでの発音練習でした。4年後の卒業生は21名でした。
