去る2023年12月17日(日)、四ツ谷キャンパス6号館501教室で、石澤良昭先生の記念講演会を、初の対面&オンラインのハイブリッドで開催しました。同窓会の勉強会イベントとしては過去最多となる70名を超える方が国内外から参加しました。参加者の年代も1960年代卒の方から、フランス語学科の現役生まで非常に幅広く、皆さんが興味深く石澤先生のお話をたっぷり伺いました。
「なぜフランス語か」と題されたそのお話は、石澤先生の学生時代、初めてサイゴンへ向かう船上でのリーチ先生からの教えに始まり、カンボジアで研究に没頭していたフランス人研究者の先生方との交流、言語を学んでその先の世界が広がると痛感されたこと、長年「ソフィアミッション」として続けてこられた人材育成とアンコールワット遺跡修復の仕事について、今年11月に行われた西参道完成の渡り初め式の最新ニュースまで、多岐にわたりました。
講演会の後には、ソフィアンズクラブにおいて石澤先生を囲んで懇親会が行われ、40名が参加しました。ワインを片手に、石澤先生の微笑みのように和やかな交流の時間となりました。
参加された方からは、「石澤先生がリーチ先生を通じてカンボジアに関わるようになったと知って興味深かった。」、「長年にわたるアンコールワットに対する情熱には尊敬の念を強くするばかり。」、「これからもお元気で活躍してほしい。」などのコメントをいただきました。
講演会の詳細は、追って同窓会会報やブログでお伝えいたします。
AADEF事務局 水野 雅之 (1993年卒)