21世紀を担う子どもたちのために平和のメッセージを世界に運ぶ「鯉のぼり」 Saulnier-Blache祐子さん(1968年卒)

「こいのぼり 2003」集合写真。
左から佐藤禎一ユネスコ日本代表大使と夫人。
服部祐子日仏文化センター館長。
平林博在フランス日本国全権特命大使。
アントネラ・ヴェルヂアーニ氏ユネスコ国際価値教育推進局主任。
エンゾ・ファチーニ氏ユネスコ平和文化連携局主任

 この催しは「世界の子供たちの非暴力平和の国際10年」という2000年から2010年までの国連の提言にも匹敵するとのこともあって支援を受け、2010年まで続けましたが、2010年を最後にTurquetil通りの鯉のぼりも姿を消すに至ったのです。

 ただ、この頃の鯉のぼり掲揚を憶えていたここの住民たちからのお声がかりもあって、3年目ごろからボチボチ復活して1年また1年と鯉のぼりの数も増えて今日に至るのです。
 

 あの頃の壮観さとはほど遠いとは言え再び鯉のぼりがパリの空に泳ぐ姿をみるのは感慨深いものがあるのは確かです。

2024年5月18日 フラ語卒業生たち Passage Turquetil 
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