『ジャーナリズムの100語』(白水社 文庫クセジュ)
著:フランソワ・デュフール
訳:村松恭平(2008年卒)
『ジャーナリズムの100語』という本を翻訳しました(フランソワ・デュフール著、白水社文庫クセジュ、2025年2月25日発売)。
本書は、著者自らの経験をもとに、ジャーナリズムが遵守すべき規則を100のテーマで語っています。ジャーナリストの定義や労働協約、ジャーナリズム学校など職業にかかわるテーマ、客観性や中立、プライバシー、剽窃など職業倫理にかかわるテーマのほか、フランスで毎年実施されているメディアに対する信用度調査、どのメディアよりも早くニュースを発信するために用いられる「~らしい」という表現、切り取りフレーズ、脱落のある引用、宣伝か情報か、事実か意見か、世論調査など、ジャーナリズムにまつわる幅広い問題を具体的に掘り下げています。
「多くの場合、情報源や最初に発信したメディアの名が未記載のままシェアされ、世界中に拡散され」、「インターネット上では誰もが、誰に関してでも、何でも書くことができる」SNS時代の必読書です。
目次(本書で取り上げられた100のテーマ)は以下のURLでご覧いただけます。https://www.hakusuisha.co.jp/book/b657390.html

