村松恭平さん(2008年卒)より
『100語でわかるBOBO(ブルジョワ・ボヘミアン)』という本を翻訳しました(白水社、文庫クセジュ)。
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b529124.html
フランスの日常生活やメディアのなかでよく耳にする「ボボ」という言葉と、そう呼ばれる人びとの特徴について、関連する100のキーワード——「アップル」「ビオ」「オーセンティシティ」「竹」「あごひげ」「ブラーリング」「モノプリ」「メンタル負荷」「仲間うち」「生き生き」など——を通して考察した本です。
ボボたちの行動は「いくつもの矛盾に満ちて」おり、よく揶揄されたり非難されたりしますが、環境保護や循環型経済、地域コミュニティを大事にするといったポジティブな側面も描き出されています。
本書は「未来のさまざまな生き方を創造しようとする」彼らのたくさんのアイデアで溢れています。
ユーモアを交えながら論じられるボボの世界をぜひお楽しみください。