データで見るフランス語学科卒業生

上智大学フランス語学科同窓会(AADEF)は、1985年に有志によって設立されました。会員は、フランス語学科卒業生、学科の先生方(退職された先生も含む)等で構成されています。今回は学科卒業生のデータを分析してみました。

男女の比率

2021年3月に63期生となる75名の卒業生を新たな会員として迎え入れました。3322名となったフランス語学科の卒業生の内、男性は853名、女性は2469名になっています。

男女比の推移

1959年の第1期卒業生は7名のうち、女性は1名でしたが、1964年卒業の6期生から女性の比率が50%を超えました。その後、多少のアップダウンはあるものの、1970年代は60%、1980年代前半は70%、後半になると80%を超えるようになりました。

年代別 男女比の推移

女性比率のピークは2006年卒業の48期生で、44名のうち女性が42名でした。その後は、80%前後で推移していますが、ここ2年ほど男性の比率が若干上がっています。

卒業生数の推移

フランス語学科の場合、留学する学生が多いこと、大学が好きな学生が多いため、4年間で卒業する学生は必ずしも多くありません。その特徴は今も変わっていないようで、年により卒業生の数に大きなばらつきがあります。

年代別 平均卒業生数の推移

1980年代以降では、卒業生の数は毎年平均60名前後になります。したがって、卒業生総数が3500名を超えるのは、2025年頃と見込まれます。

年代別の比率

卒業生を年代別に見てみると、2000年代以降の卒業生の比率は41%となり、平成生まれの占める比率は20%程度と推定されます。

上智大学フランス語学科同窓会・会報No. 38(2021年8月25日発行)より再掲

※掲載内容は発行当時の情報です。
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