上智大学ソフィア会#メンスト

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最近の学食は進化しているお話

学生生活の思い出の1ページの中に「学食でのひと時」が収められている方も多いのではないでしょうか?
毎日のように食べたお馴染みのメニュー、なんとなくふらっと立ち寄れば友達の姿が見えたこと、空きコマもしくは授業サボりの時間を過ごす場所などなど、「学食」という言葉ひとつから思い浮かべる記憶は十人十色かと思います。

さて、そんな上智大学の学食ですが、最近はおしゃれにリニューアルされたり、面白い取り組みを行っていたり、なかなか「へぇ~!」という話題も多いのでご紹介したいと思います。

四谷キャンパスの学食・カフェ

まずは、現在の四谷キャンパスで学生が飲食できるスペースとして用意されている、学食・カフェをご紹介します。北門から入って、ホフマンホールに向かう順にある建物に沿って紹介していきますので、実際にご自身がメンストを歩いている気分になってご覧くださいね。

12号館地下セブンイレブン

北門を抜けて右側に見えてくるのが12号館。
12号館地下1階にはセブンイレブンが入っていて、そちらに隣接して食事ができるコミュニケーションスペースが用意されています。

学内にコンビニがあると何かと便利ですよね。がっつり食べるほどでないときのおにぎり・サンドイッチや授業の合間のおやつ、挽きたてのコーヒーの調達など。お昼休みは地上まで列ができることもあるくらい大人気なセブンイレブンです。
筆者が在学時代は皆「セブ地下」と呼んでいたのですが、今もこの言葉は残っているのかな。

6号館1階S-Cafe(プロントサービス)

12号館の向かいにある、新しいタワーが6号館。ソフィアンズクラブやソフィア会事務局も6号館に入っています。
6号館の1階には、チェーン店のカフェ「PRONTO」が運営しているカフェスタンド「S-Cafe」があります。
こちらではコーヒーなどのドリンクのほか、サンドイッチやクレープなどの軽食を販売しています。イートインスペースはありませんが、ベンチがいくつかあるのでお昼時にはベンチでクレープを頬張る学生さんの姿もよく見られます。

画像引用:上智大学 

2号館5階学生食堂

「上智の学食といえば2号館」と思われる方も多いかもしれません。
約600名収容できる学内で一番大きな食堂です。メニュー数も定食からデザートまで豊富に用意されており、2005年4月の2号館竣工当時から多くの学生たちのペコペコ胃袋を満たしてきてくれました。
階段を上がると広がるテラスからは迎賓館や(遠くに)富士山が望め、とっても気持ちの良いお食事時間を過ごせます。

2号館5階ラウンジ サブウェイ

学生食堂と同じフロアには、サンドイッチ専門店のサブウェイもあります。最初は2011年にホフマンホールにオープンしたサブウェイですが、2015年10月に2号館に移転しました。
レギュラーメニューはもちろん、具材やソース、野菜の量やパンの種類のカスタマイズができるので、ヘルシーな食事を楽しめます。
約170席ある店内は学生のスタディスペースとしても活用されています。

画像引用:上智大学

9号館地下1階 アクティブ・コモンズ

2号館を出て8ピロを通り過ぎ見えてくるのが9ピロ。そこの階段を下るとあるのが9号館地下1階 アクティブ・コモンズです。

「カフェテリア」という名称で馴染みがあるかもしれないこちらの学食。現存する学食の中で一番古く、1977年から少しずつ形を変えながら営業しています。
現在は、和・洋・中とバラエティに富んだお弁当の販売のほか、一角にはS-Cafeと同じく「PRONTO」が運営している「9Cafe」を併設しており、パスタや手作りコッペパン、ケーキセットなど、学内でカフェ気分が味わえるおしゃれなメニューも提供しています。

パスタはもちもちです(画像引用:上智大学

11号館ラウンジ

図書館を越えてザビエル坂を下り、11号館へ向かいます。

1992年の11号館竣工当時から運営している「11号館ラウンジ」。11号館の地下にあるこちらの学食は、丼ものや麺類、定食など、体育会の学生のお腹もしっかり満足させてくれるメニューが豊富です。そのほか、季節ごとの限定フレーバーも楽しめるソフトクリームも人気です。

約500名を収容と広々した学食 売店もあります(画像引用:上智大学

東京ハラルデリ&カフェ

11号館に隣接するホフマンホールの4階には、ムスリム(イスラーム教徒)に対応したハラルフード専門の食堂「東京ハラルデリ&カフェ」があります。日本イスラーム文化センターによる「ハラル認証」を取得しており、本格的なハラル対応料理をいただけます。

学食でのさまざまな取り組み

それではここから、上智の学食の「へぇ~!」な取り組みを2つご紹介します。

ヴィーガンメニューやハラルフードの販売

最近は大豆ミートや代替卵、アーモンドミルクやオーツミルクなど牛乳に代わる植物性のミルクなど、動物由来によらない食品や製品いわゆる「ヴィーガン」の食べ物も手軽に手に取れるようになってきていますが、上智の学食でもヴィーガンメニューが展開されています。「食の多様性をに目を向けよう」という方針のもと行われている取り組みで、2015年~キッチンカーでの販売から始まったハラル弁当を皮切りに「東京ハラルデリ&カフェ」のオープン、2号館学食、11号館ラウンジでのヴィーガンメニュー展開へと広がっていきました。

首都圏の私立大学の中でも先駆けてハラルフードの提供を始めた上智の「東京ハラルデリ&カフェ」。厨房、調理器具まで完全ハラル対応のメニューを提供しています。

食材はもちろん、調味料もムスリムの人々が口にすることができるものを使い、人気のカレーは何度も調合・ブレンドを重ねた自家製のスパイスで、タンドリー窯で焼き上げた焼きたてのもっちりナンとのセットは定番の人気メニュー。ムスリムの学生・職員はもちろん、そのほかの学生からも大人気なこちらのカフェは、お昼時にはたくさんの人で賑わっています。

オリジナルスパイスの本格カレー(画像引用:上智大学

学生と学食のコラボ「学食コラボメニューコンペティション」

2023年度からは、学生センターが学生との学食メニューのコラボレーション企画を開始しました。
「コンペティション」ということで学生団体もしくは一定人数以上で構成された学生チームから学食で提供したいメニューを公募し、採択されたメニューを期間限定販売するという企画。
これまでは、途上国の子ども達に給食を届けるための寄付金を集める団体や、環境保全活動を行っている団体のメニューが採択されていて、どれもとってもおいしそう!

どれも野菜を意識したメニューが多くて、彩り鮮やか。栄養バランスもしっかりなメニューですごーい!
とはいっても、やっぱり学生には丼もの!という元気さも垣間見れてうれしくなります。ボリューム感大事。

この他にも上南戦期間中には上南戦にちなんだメニュー、「Sophiaナシゴレン」「NANZAN味噌カツ」などご当地感(ナシゴレン…?)も味わえる楽しいメニューも登場。
期間限定メニューってやっぱり特別感があるし、学食でも季節を感じながら食事を楽しめるというのは何とも素敵なことですね。

上智の学食の「今」を味わいに来てみては?

以上、最近の上智の学食事情のレポートでした。

学食は学生以外の利用もOKなので、ソフィアンズクラブへいらした際などにぜひ覗いてみてください。
学食はもちろんのこと、授業期間中は学内にキッチンカーもたくさん出店しているので、きっとお楽しみにいただけると思いますよ!

筆者のひとりごと
こんな記事を書いておいて、筆者実は在学時代学食を食べたことがありません。。
お昼はパン食、且つベーグルにどはまりしていたので、四ツ谷駅のアトレでベーグルとカフェラテを買っては教室や2号館の窓辺なんかでモソモソと。
2個入りベーグルを友と1個ずつ分けて、音楽やサークルの話をしたり、テスト前は目の色を変えて2人して猛勉強したり。それが一番の青春の思い出かもしれません。今でもその友との交流は続いていて、懐かしく当時の話をしています。
友が11号館ラウンジで食べていた丼ものか何かを一口もらったことがあったっけか。

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