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上智卒業生限定の婚活パーティー「ゆる婚」にお邪魔してきました

毎年5月の最終日曜日に開催される上智大学のホームカミングデーAll Sophians’ Festival(ASF)の大人気イベント「ゆる婚」をご存知ですか?

ゆる婚は上智大学の卒業生のみが参加できる、その名の通り「ゆるっと」した婚活企画で、毎年ASF当日に開催しています。事前に参加者を男女50名ほどずつ募り、四谷キャンパスの教室や学食、カフェテリアなどを会場に開催。「ゆるっと」と言いつつ、このイベントを楽しみにしているソフィアンも多く、募集を開始するとすぐに定員に達してしまうこともしばしば。
コロナ禍により完全オンラインでASFを開催した2021年は、ゆる婚もzoomで行いました。

ASF2022

なぜ卒業生限定の婚活?

そもそも「なぜ卒業生限定の婚活?」と疑問を抱く方も多いかもしれませんが、ソフィア会はじめ各大学の同窓会・校友会では、若手卒業生の同窓会・校友会への帰属意識の低さが課題の一つだったりします。
社会に出て、やっと社会人として波に乗り始めた頃、改めて母校を思い返す機会といえば、大学時代の友人との飲み会や結婚式などでの久しぶりの再会のときぐらい。同窓会・校友会組織が存在することすら知られていないこともあります。

そのような中で、婚活企画は「カジュアルで、友人も誘って気軽に参加できる」という点で若手卒業生にとっても参加のハードルが低く、上智に限らず他大学同窓会・校友会でも開催しているようです。

ASF2022のゆる婚に潜入!

2022年のASFは3年ぶりの対面開催で、ゆる婚も四谷キャンパスで行われました。今回は特別に会場にお邪魔させていただけることに!密かにゆる婚の実情が気になっていた筆者も興味津々でお伺いしてきました。

ASF2022 ゆる婚紹介ページ

今年は男女それぞれ50名の申し込みがあり、25組ずつ午前の部、午後の部と2部制に分け、2号館5階にあるサブウェイを会場に開催。
参加者層は男女共に20~50代で、女性は20代→30代→40代→50代、男性は30代→20代→40代→50代という比率。例年通り比較的若手卒業生が多く参加されたそうです。

※サブウェイって11号館じゃなかったっけ?という方、今は2カフェ横に移設していて、約170席ある広いカフェ風の空間になっています

ゆる婚の様子

当日はソフィア祭実行委員会の学生と社会人OB・OGによる運営チームが進行を務めます。
お邪魔した午前の部は主に20~30代のソフィアンを中心とした卒業生の姿が見られました。マッチング率を意識して、午前と午後で参加者の年齢層を分けているそうです。

今年のゆる婚のざっくりスケジュール

司会挨拶、企画説明5~6分
ぐるぐる自己紹介(自己紹介タイム)50分
中間提出(気に入った方の名前を運営チームに提出)5分
グループ企画20分
中間発表5分
フリートークタイム15分
最終提出(気に入った方の名前をゆる婚担当に提出)5分
最終発表5分
フィナーレ5分

参加者には男女別の参加者プロフィールの冊子が配布されます。卒年や職業、価値観、顔写真など事前の質問事項の回答をもとに作られた冊子は運営チームの手作り。限られた時間の中でも気になるお相手を見つけてもらえるようにと工夫を凝らしています。

2分間1対1で自己紹介をする「ぐるぐる自己紹介」では、冊子を見ながら記載内容の共通点を見つけて盛り上がる参加者も多く見られました。冊子はイベント終了時に回収されるので個人情報の面でも安心です。

会場にはポップなBGMも流れ、運営チームが企画したゲームも挟み徐々に盛り上がっていきます。フリートークタイムは、楽しそうにコミュニケーションを深めるカップルはもちろん、グループで話に花を咲かせる姿も見られました。

約1時間半、イベントやフリートークをたっぷり楽しんだ後はいよいよマッチングしたカップルの発表の瞬間です。今年の午前の部は6組のカップルが成立!成立カップルには運営チームから今後のデートでも使えるお土産が贈呈されます。

実際に参加された20代の女性は

参加者全員同じ大学出身ということでアットホームな雰囲気だった。マッチングアプリなども利用したこともあるが、アプリだとどうしても年収などで絞り込みをしてしまうので、学歴はもちろん身元の確認もできて、さらにある程度の年収の方が参加されているゆる婚は安心して応募できたし、イベント中も楽しく過ごせた。男女共に参加費1,000円という平等なところも良い。

と振り返ります。

今年で10回目の開催となった「ゆる婚」。過去には実際に結婚されたカップルもいるほど、「ゆるく」ありながら、意外と「ガチ」な婚活イベントです。

参加資格は上智大学の卒業生で未婚であること!参加資格を満たして、ご興味のある方は来年以降ぜひどうぞ!

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