なんと卒業から50年とは 

ルーツをたどる  桑原建一(1972年卒)

好きなことば:”Beau-Temps”, ”Brillant”, ”Bise”, et ”Bouquet” … les noms de nos chien et chiennes depuis 1985.

 上智大学卒業金祝の集いのご案内は、同級生結婚をした妻と僕のところに2枚の葉書で届きました。四谷のキャンパスからすっかり遠のいていましたので、久々に母校の門をくぐれば当時の学友に会えるし、キャンパスもずいぶん変わったと聞いていたのでその日を心待ちにしました。当日は残念ながら妻はリハビリの予定が入り、僕だけが参加することになりました。神田から中央線に揺られてお堀の景色を見ながら四ツ谷駅。

 春まだ浅い2月25日は明るい太陽と青空に恵まれていました。50年前、威圧するように黒く高くそびえていたエントランスの鉄門は、様変わりして少し低く柔らかいイメージになったとはいえ鉄製に変わりはなく、何も変わらないのはレンガ建ての1号館だけでしょうか。式典会場はソフィアタワー、その高さにびっくりしました。

1972年の外国語学部フランス語学科卒業生は全部で30名前後だったような気がしますが、いただいた資料には式典参加者の名前が4人記載されていただけでした。その中で実際に参加できたのは、僕以外は当時のお名前でCKさんお1人。

 式典では、♪アルマーマーテルソフィーア♪ と校歌が歌われ、学長以下何人かの方から祝辞をいただいたり、応援団eaglesの女子学生による見事なチアリーディング等が有りました。50年前の応援団といえば男子のみ? 京都出身のクラスメイトのSH君はいつも学ラン姿でした。全く隔世の感とはこのことですね。式典の後の祝賀会は英語学科やドイツ語学科は大勢いましたが、フランス語は私たち2人、スペイン語学科は1名で僕たちフランス語学科に合流でした。


右から 練合(ねりあい)れい子さん(72年外西卒)、猪股千加子(いのまたちかこ)さん(72年外仏卒)と 私 桑原建一。
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