石澤良昭先生 「時代の証言者」連載(読売新聞)のお知らせ

フランス語学科の大先輩であり、2005年から2011年まで上智大学学長を務められた石澤良昭先生が、2023年9月18日(月)から『読売新聞』朝刊掲載のコラム「時代の証言者」に32回にわたって寄稿されます。
https://www.yomiuri.co.jp/serial/jidai/
フランス語学科卒業生の皆様には、是非ご一読いただきたく、ご案内いたします。

以下、石澤先生ご本人からのご案内状(抜粋)です。

  ヨゼフ・ピタウ先生の開始したカンボジア難民救済 (1979年)の「ソフィア・ミッション」がその後どのように活動してきたかについて、読売新聞朝刊の「時代の証言者」のコラムで連載いたします。
 このソフィア・ミッションを上智大学国際奉仕活動と捉え、民族の誇りの救済のためにアンコール・ワット西参道において遺跡保存官教育とその実習修復工事を実施して参りました。ぜひこの現地でのアジア貢献の実践過程をソフィアンのみなさまに読んでいただきたく存じます。

 カンボジア和平の前の1991年から苦節33年かかりましたが、(1959年ベトナムをはじめ P.リーチ先生から続く )ピタウ学長の国際奉仕活動の具体的成果であります。難民救済とアンコール・ワット救済は人間の尊厳にかかわる大問題でございます。上智大学の アジアにおける活動を広く知っていただきたく存じます(注1)。

 11月4日には現地で N.シハモニ国王陛下ご臨席のもとに西参道渡り初めの儀式が古式にのっとり挙行されます。ご希望があれば出席が可能です(注2)。
大学には短い時間ですが、出動しています。一報お願い申しあげます。

石澤良昭拝
令和 5 年 8 月 11 日

修復中だった西参道 (2017年12月撮影)
夜明けのアンコールワット 

(注1)長年の「ソフィア・ミッション」について、石澤先生執筆の以下の資料もあります。併せてご覧ください。

ヨゼフ・ピタウ先生とアジア人材養成研究センター
―グランド・レイアウト第1号、アジアへ出かけてソフィア・ミッション― 
(石澤良昭 上智大学特別招聘教授 アジア人材養成研究センター 所長)

ヨゼフ・ピタウ学長から40年 ―ソフィア・ミッションとアジア地域研究―
(上智大学アジア人材養成研究センター所長 2017 年ラモン・マグサイサイ賞受賞者 石澤良昭)

(注2)2023年11月 西参道渡り初め儀式に参加のソフィアン対象のツアーは、定員38名のところ9月13日現在30名申し込み済であり、間もなく締め切りとなります。)
ツアーの詳細は以下のとおりです。
お問い合わせ先は、上智大学アジア人材養成センター
もしくは ユーラシア旅行社 電話 03-3265-1691

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