第一部の最後から二番目の曲は クロード・フランソワの曲「Comme d’habitude」(馴れ合いで)。曲紹介では、歌手はクロード・フランソワ、「情熱の冷めたカップルの馴れ合いの日常を描いた曲」との説明がありました。
ピアニストがイントロを演奏した時に、思わず声をあげそうになりました。なぜなら、プログラムの次が、フランク・シナトラの「My Way」となっており、イントロがその曲のものだったからです。ピアニストがセットリストを間違えた???。ところが南さんは何事もなかったようにMy Wayのメロディーで「Comme d’habitude」を歌い上げました。謎はその後にすぐにとけました。休暇で南仏に滞在していたポール・アンカが、「Comme d’habitude」を聴いてたいそう気に入り、パリに行き版権を得て英語の歌詞を作り、フランク・シナトラの歌となったそうです。そのことも初めて知りましたが、原曲とはまったく違う曲になっていることにもびっくりでした。
