1999年 モンゴルへの旅 23日間
主人は良く冗談で「僕は引退生活はモンゴルでする」と言っていました。「どんな国か分からないから、まずは行ってみよう」と、フランスでモンゴルへのツアーを探しました。「クラブ・アバンチュール」という旅行会社を見つけて申し込み、旅に出ました。
シャルル・ド・ゴール空港で会った旅行ガイドは、ヒッピー風なマリーマドレーヌと言う50歳ぐらいのフランス女性。ちょっとビックリしましたが、旅仲間を紹介され、15人ほどのグループで旅を始めました。
4輪駆動ジープ
まずウランバトールに飛んで数日過ごした後、小さな飛行機でムロンという街まで飛んで、そこから4台の4輪駆動車に分乗して、ミニトラック一台と北へ向かいました。モンゴルで2番目に大きいフブスグル湖のほとりまで、道なき道をガンガン走ります。頭をあちこちにぶつけ、登り坂の時はエンジンを何回もふかして勢いをつけて登り、途中森の中に入ると、木の間をスレスレに、切り株を避けながら走ります。スピード感満点と恐怖の世界でした。