世界を爆走する旅のプロフェッショナル Klee邦子さんの冒険譚(2)ウクライナの旅とガイドの仕事

 列車のダイニングで食事をするときには、民族衣装を着た音楽隊が静かに演奏し、食後はサロンで民族音楽を。翌朝目的地に着くと、ホームに並んでいる音楽隊が歓迎演奏をしてくれるという、至れり尽せりのサービスでした。私たちのグループは50名近くで4つの客車に分かれて寝泊まりし、他は食堂車にバーにサロン、サービスの人たちの客車と、結構長い列車だった様に思います。

昼はそれぞれの都市を観光し、夜はオペラハウスがあればオペラを見たりコンサートを聴いたり。今から思うと申し訳ないほどの歓迎ぶりでした。

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