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2012年 「釜飯連」の始まり
2012年、パリのフランスソフィア会会長 菅佳夫さんから電話があり、「今度ソフィアの卒業生を連れてアルザスに行くから、ガイドお願い」と頼まれました。「上智の方だったら仕事としてでなく、ご案内しますよ」ということで、アルザスに12名ほどの方がいらっしゃいました。
その時フランス語科同窓会の会長をなさっていた風間さんが「お亡くなりになった名物教授のリーチ先生はアルザス出身なので、今度アルザスに行く時、遺品を持って行ってあなたに渡します」と言われるのです。
私がいただくのもおかしいので、アルザスの電話帳の「リーチ」と書いてある名前の番号に片っ端から電話して、「あなたのご家族で日本に行ったリーチ神父様はいませんでしたか?」と質問しまくったら、何軒か目に「それは僕の叔父です」という方にあたりました。
「それではソフィアの連中が来るときに神父様の遺品を渡しますから来て下さい」とお願いして、パトリックさんに来ていただき、無事に遺品を手渡すことができました。その中には、戦争中のフランス自由軍の身分証明書なども含まれていたのです。
旅行の仲間は、「同じ釜の飯を食べた」ということで「釜飯連」と名付けました。