『ぐりとぐら』と、父の想い出

父の想い出

この、ぐりとぐらの元になった歌の横には、小さな小さな鉛筆書きの字で、

  「ぐり、ぐる、ぐら。ねずみは ねこが きらい
   ぐら、ぐり、ぐる。あなの なかより あたたかい
   ぐら、ぐる、ぐり。ぼくらも ここで ねんねしよう」

と書いてあります。これは、私の父が小さかった私と妹のために翻訳して書きこんでくれた文です。

 こちらは『ぷふ と のあろう おうちを
つくる のまき』。

『ぷふ と のあろう おうちを つくる のまき』の最後のページ。1962年刊と記されています。著者のPierre Probstは1913年フランス・アルザス地方のMulhouse生まれ。絹織物の下絵を描く仕事や出版・広告に携わった後、1950年代から小さな動物たちが娘のSimoneをモデルにしたCarolineと一緒に大活躍するお話シリーズを描きました。 
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